ボルボのクリーンディーゼルエンジン搭載車は口コミはどう?

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2015年夏、ボルボがクリーンディーゼルエンジン搭載のモデルを一気に5車種も発売しました。
その5車種というのは、コンパクトハッチバックモデルのV40、V40をクロスオーバーSUV化したV40クロスカントリー、中型セダンモデルのS60、S60のステーションワゴンモデルであるV60、そしてこのV60をクロスオーバーSUV化したXC60です。

ただモデルとしては5つあるものの、新しく採用されたクリーンディーゼルエンジンはたった一つで、一つのエンジンを複数のモデルで共用するというのが今回のクリーンディーゼルエンジンモデルの概要です。
ボルボは古くからディーゼルエンジンを積極的に使う自動車メーカーで、過去に日本で大ヒットした240エステートにおいてもフォルクスワーゲン製のディーゼルエンジンを採用し、日本でも販売されていました。

当時はディーゼルエンジンというと排気ガスが臭くてまっ黒で、ガラガラうるさくて、振動も大きい、街中では楽だが高速はつらいといったような車でしかありませんでしたが、ここ最近多くなってきたクリーンディーゼルエンジンは、すべてではありませんがかなり改善されたものとなっています。
そもそもディーゼルエンジンは安い燃料を使い、燃費的にもなかなか優秀ということで現在の低燃費ブームにピッタリなエンジンとなるはずなのですが、排気ガスに有害物質がたくさん含まれており、環境破壊につながってしまうということで使われることが少なくなっていったのです。

ならば、その排気ガスをきれいにすればいいのね?・・・ということでいろいろな技術を使って排気ガスをきれいにしたものがクリーンディーゼルなのです。
ではどうして排気ガスがきれいなったのか・・・、その前にどうしてもディーゼルエンジンの排気ガスに有害物質が多いのか、これを知らなければなりません。

ディーゼルエンジンはガソリンエンジンのようにスパークプラグの火花によってシリンダー内の混合気が燃焼するのではなく、高い圧力によって自然発火することによって燃焼行程を行います。
自然発火というのもかなりあいまいなもので、シリンダー内にある混合気中のすべての燃料、要するに軽油が気化したものがきれいに燃えてくれないのです。
要するに燃え残った気化した軽油が排気ガスと共に排出されるということが排気ガス中の有害物質の濃度を高めてしまっているのです。

ガソリンエンジンでも使われていますが、排気ガスの一部をもう一度インテーク側に引き込み、再度燃焼させようというEGR装置も当然ながらつけられているのですが、現実的にそれで排気ガスをきれいにすることはできていないのです。
ではこのディーゼルエンジンの排気ガスをいかにしてきれいにしているのかということですが、これは要するに未燃焼ガスが残ってしまうからいけないので、その未燃焼ガスが出ないように、シリンダー内にある燃料がすべて綺麗に燃えるようにすればいいのではないかということになります。

シリンダー内の気化した燃料をどうやってきれいに燃やすか、それは燃料噴射の時により燃えやすい細かい霧状を作ればいいということなのです。
そのためには燃圧を高くすれば済むのですが従来の燃料ポンプ(サプライポンプ)だけの加圧では圧力が足りないため、クリーンディーゼルでは燃料を一時的に溜めて圧力を増す構造が付けられているのです。
その燃料をためて圧力を高める部分がコモンレールという部分でここで燃圧を高め、より細かい燃料噴射ができるようになっているのです。

そして更にボルボでは、i-ARTという技術を用い、コモンレールで高圧にした燃料を電子制御式のインジェクターから噴射することによって、エンジン回転数や負荷の状態などに適した噴射量や噴射タイミングで燃料を噴射することができるようにしたのです。
これが今回新しく搭載されたボルボのクリーンディーゼルです。

今回は2リッターDOHCツインターボディーゼルで190ps、40.79kgf・mというパワーを発揮し、燃費性能も最大で21.2km/Lといった形で、2リッターNAガソリンエンジンのパワーと1300ccクラスの燃費性能を持つことになりました。
日本人はあまりディーゼルエンジンを好みませんが、クリーンディーゼルはそれほど悪いエンジンではなさそうです。

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